現代日本の国家と市場 : 石油危機以降の市場の脱「公的領域」化
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現代日本の国家と市場 : 石油危機以降の市場の脱「公的領域」化
東京大学出版会, 1998.12
- タイトル別名
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Changing state : market relations in Japan
現代日本の国家と市場 : 石油危機以降の市場の脱公的領域化
- タイトル読み
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ゲンダイ ニホン ノ コッカ ト シジョウ : セキユ キキ イコウ ノ シジョウ ノ ダツ コウテキ リョウイキカ
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注記
欧文標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
本書の問題関心は、二筋の糸によって導かれた。一つは、過去から現在へ向かう糸である。すなわち、1970年代の一連の危機はどのような影響を日本政治経済に与えたのか、という疑問である。もう一つは、現在から過去へ向かう糸である。すなわち、現在の経済政策における市場競争重視の傾向はいつ頃から生じてきたのだろうか、という疑問である。この二つの糸が結ばれたところに、危機を契機とした『市場の脱「公的領域」化』の進展という本書のテーマが誕生した。
目次
- はじめに 1970年代の諸危機と現代日本の政治経済
- 第1章 問題の所在—国家、市場、そして危機
- 第2章 石油危機と競争制限型介入の強化
- 第3章 政治危機・経済危機と「市場の脱「公的領域」化」
- おわりに 現代日本政治経済への視座
「BOOKデータベース」 より