新プラトン主義の影響史
著者
書誌事項
新プラトン主義の影響史
(ネオプラトニカ / 新プラトン主義協会編, [1])
昭和堂, 1998.3
- タイトル別名
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Neoplatonica
新プラトン主義の影響史
- タイトル読み
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シンプラトン シュギ ノ エイキョウシ
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注記
文献一覧: 巻末pxxii-xxxi
監修: 水地宗明
内容説明・目次
内容説明
一九九四年一〇月に「新プラトン主義研究会」が結成され、事務局を金沢大学教育学部哲学研究室に置いた。当初の会員数は十余人であったが、現在では三五名を数える。なお本年一月から会の名称を新プラトン主義協会と改め、事務局も四大学に分散した。本書はこの「新プラトン主義協会」の会員の最近の研究論文を一冊にまとめたものである。
目次
- 序論—西洋哲学史への新プラトン主義の影響
- 新プラトン主義とは何か
- プロティノスの発出論
- プロティノスにおけるストア的概念—ロゴス概念を軸として
- プロティノスにおける“τ´ολμα”の意味—根源からの発出と離反をめぐって
- 『カルデア神託』と神働術
- 永遠と時間—プロティノスからトマスまで
- 『マリウス・ウィクトリヌスのカンディドゥス宛書簡』の研究—序論・和訳・註解
- キリスト教と哲学—アウグスティヌス『神国論』第八巻から第十巻までについての一考察
- イスラム哲学における後期新プラトン主義の足跡—ファーラービーによるプラトンとアリストテレスの調和論〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より