柳田国男とその弟子たち : 民俗学を学ぶマルクス主義者

書誌事項

柳田国男とその弟子たち : 民俗学を学ぶマルクス主義者

鶴見太郎著

人文書院, 1998.12

タイトル別名

柳田国男とその弟子たち

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ト ソノ デシ タチ : ミンゾクガク オ マナブ マルクス シュギシャ

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注記

著者の学位論文「柳田民俗学の中のマルクス主義者群像 : 柳田国男とその弟子達」(京都大学大学院文学研究科に1995年度提出)をもとにしたもの

内容説明・目次

内容説明

異なる思考の対峙と交流—。戦前・戦中、弾圧によって運動から離脱した一群のマルクス主義者が柳田の門を叩いた。橋浦泰雄、大間知篤三、中野重治、福本和夫、石田英一郎…著者は丹念な聞き取りと原資料に基づいてこの事実を掘り下げ、隠された思想のドラマを追う。

目次

  • 戦時下に於ける民俗学研究の組織化—橋浦泰雄と「民間伝承の会」
  • 転向期の弟子たち—大間知篤三を中心に
  • 戦時下の郷土とマルクス主義者(中野重治郷土と記述を結ぶもの;1942年夏福本和夫の故郷再訪)
  • 戦後に於ける対峙—石田英一郎からの問いかけ

「BOOKデータベース」 より

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