書誌事項

明治政党論史

山田央子著

創文社, 1999.1

タイトル読み

メイジ セイトウロンシ

大学図書館所蔵 件 / 121

この図書・雑誌をさがす

注記

明治前半期政党関連翻訳著作一覧: p256-259, 明治前半期政党関連年譜: 巻末p5-10

内容説明・目次

内容説明

本書は政党をめぐる福沢諭吉・井上毅・陸羯南たちの思想的営為を、文化接触の問題として同時代の世界的文脈において考察し、明治政党論が含む豊かで多様な論点を鮮やかに提示する、政治思想史からの挑戦の書。

目次

  • 第1章 明治前半期における政党観の形成(明治十年代初頭における政党観—西欧の政党観の紹介;自由党における政党イメージ—伝統と西欧モデル;井上毅における政党観—「政党」と「政社」の別)
  • 第2章 福沢諭吉における政党内閣論の形成—明治14年政変前後におけるイギリス政体論の変容と分岐(明治前半期における立憲政体論と政党の評価—「政党なき立憲政体」論の広がり;政党解釈における福沢の変化と『民情一新』以降の位置づけ—徒党から政党へ;イギリス政体論の変容と政党論—福沢諭吉と「イギリス派」の分岐;明治政党論における福沢の位置)
  • 第3章 陸羯南における政党観の特質—初期議会前後を中心に(国民主義と政党;立憲政体における政党;政党内閣と内閣的政党)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ