モンスター・ショー : 怪奇映画の文化史
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書誌事項
モンスター・ショー : 怪奇映画の文化史
国書刊行会, 1998.11
- タイトル別名
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The monster show : a cultural history of horror
モンスターショー : 怪奇映画の文化史
- タイトル読み
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モンスター・ショー : カイキ エイガ ノ ブンカシ
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内容説明・目次
内容説明
怪奇映画の歴史は映画の誕生とともに始まった。『魔人ドラキュラ』『フランケンシュタイン』のユニヴァーサル・モンスター黄金時代、戦後ドライヴイン劇場の若者を楽しませたB級ホラー、『ゴジラ』と巨大怪獣ブーム、『サイコ』が切り開いた異常心理スリラー、SFXを駆使したホラーの新しい波…。本書は、怪奇・ホラー映画の歴史を、多くの図版資料と興味深いエピソードによってたどった怪奇映画史の決定版である。しかし、本書はたんなるホラー・ファン向けの本ではない。怪奇映画に登場する怪物たちには、同時代の大衆が抱いた恐れや不安が色濃く反映されている。著者は、戦争の悪夢、経済恐慌、中絶問題、世代の断絶、AIDSなど、スクリーンに投影された20世紀アメリカの悪夢を、怪奇映画の分析を通して読み解いていく。新しい映画論の幕開けを告げる刺激的エッセイ。
目次
- 幸福な時代のサイドショー
- トッド・ブラウニングのアメリカ
- 「あなたはカリガリ博士となる」—モンスター、いかさま師、そしてモダニズム
- 恐怖とサーカス
- 怪物たちとリブライト
- 1931年—アメリカの混迷
- 怒れる村人たち
- 「おとうさんのことも良く知ってるわよ」—戦争の恐怖、パート2
- ドライヴ・インは死霊と仲良し—50年代の恐怖映画
- 墓場でパーティ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より