書誌事項

マーラー : 音楽観相学

テオドール・W. アドルノ [著] ; 龍村あや子訳

(叢書・ウニベルシタス, 628)

法政大学出版局, 1999.2

タイトル読み

マーラー : オンガク カンソウガク

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注記

原著(1960)の翻訳. 第2版へのあとがき(1963年10月)あり

内容説明・目次

内容説明

もはや帰るべき故郷を持たず、理想や進歩を単純に信じ得ない、幾重にも疎外された歴史的主体の表現であり、否定性の彼方に「他なるもの」を体験させるマーラーの音楽世界。その精緻な作品分析によりマーラーの構想・イデー・技術を解き明かし、その現代性を見事に捉える。

目次

  • 1 天幕とファンファーレ
  • 2 音調
  • 3 性格的要素
  • 4 小説
  • 5 ヴァリアンテ—形式
  • 6 技術の次元
  • 7 崩壊と肯定
  • 8 長きまなざし

「BOOKデータベース」 より

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