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離婚法の変動と思想

浦本寛雄著

法律文化社, 1999.2

タイトル読み

リコンホウ ノ ヘンドウ ト シソウ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、わが国の離婚法の変動を明治以来の離婚法思想の歴史的展開における積極的契機を掘り起こし、それを捉え直しさらに整理し直すことによって、わが国における離婚法の歴史的風土の中から今後への離婚法改革の道筋を明らかにしようとしたものである。キリスト教の影響により離婚法の発展が遅れた欧米諸国とは異なり、わが国には明治前期以来の特有の離婚法の展開が見られるのであり、この展開の軌跡の中に今日われわれが学ぶべき多くのものがあると考えるからである。

目次

  • 第1章 日本近代離婚法の展開と明治民法—契機の多様性と収束
  • 第2章 日本離婚法思想の展開—近代から現代へ
  • 第3章 離婚と家庭裁判所—「裁判離婚の限界を補う調停離婚」の観点から
  • 第4章 精神病離婚—明文規定は削除すべきか
  • 第5章 精神病離婚事件は正しく処理されているか—離婚事件処理過程論の一環として
  • 第6章 離婚と子の福祉
  • 第7章 消極的破綻主義法理の確立と崩壊
  • 第8章 離婚法の改革と課題—後期戦後からの問い直し

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA40072849
  • ISBN
    • 458902103X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    7, 9, 347p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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