日本異界絵巻
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日本異界絵巻
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1999.1
- タイトル読み
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ニホン イカイ エマキ
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注記
その他の著者: 宮田登, 鎌田東二, 南伸坊
河出書房新社1990年8月刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
本書は異界に深い係わりをもっていたと考えられる「人物」と、異界に属すると思われる「妖怪変化」たちの身元調査記録である。彼らが、表の歴史に正々堂々と姿を現すことは滅多になかったが、日本文化に極めて大きな影響を及ぼしたことは疑いない。「妖怪」たちの活躍と意味を考えることは、異界という想像力豊かな世界を生みだした、わたしたち日本人の心の歴史を大胆に読み解くことになる。
目次
- スサノヲ—三界を旅する“異貌の神”
- 八岐大蛇—自然と土着民のシンボル
- ヤマトタケル—白鳥に変身した悲劇の英雄
- 小子部栖軽—怪力・知力を備えた異界の主
- 聖徳太子—未来を語り伝える予言者
- 役小角—山民“呪術者集団”のリーダー
- 吉備真備—鬼から秘術を授けられた超人
- 空海—不死の姿で生き続ける名僧
- 菅原道真—神霊の両義性をもつ神の子
- 安倍晴明—陰陽師のシンボル的存在〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より