明治のセクシュアリティ : 差別の心性史

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明治のセクシュアリティ : 差別の心性史

三橋修著

日本エディタースクール出版部, 1999.2

タイトル読み

メイジ ノ セクシュアリティ : サベツ ノ シンセイシ

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内容説明・目次

内容説明

明治期に形成された日本人の思考の枠組み、それはセクシュアリティ観、都市下層社会観、家庭観の三つの観念と、その相互連関性を浮き上がらせることで見えてくる。そして、その枠組みは、形を変えて今も日本人の意識下にあるがゆえに、極めて今日的な問題を提起することになるのである。

目次

  • 第1章 明治期セクシュアリティのパノラマ(鴎外の『ウィタ・セクスアリス』に見るセクシュアリティ;遊女から醜業婦へ)
  • 第2章 「貧民」の発見の仕方(動物に近いと蔑まれる人間;臭いの政治学)
  • 第3章 家庭という価値(ホーム・スウィート・ホーム;価値としての「家庭」)

「BOOKデータベース」 より

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