歓楽と犯罪のモンマルトル
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書誌事項
歓楽と犯罪のモンマルトル
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1999.2
- 上
- 下
- タイトル別名
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Montmartre du plaisir et du crime
- タイトル読み
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カンラク ト ハンザイ ノ モンマルトル
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注記
底本: 「歓楽と犯罪のモンマルトル」(文藝春秋, 1986年5月刊)
その他の訳者: 大島利治, 武藤剛史, 鹿島茂, 戸張規子, 円子千代子
モンマルトル界隈: 巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480084767
内容説明
都市の要諦は歓楽街にあり—アナール派と一線を画しつつ社会史の革命をめざした鬼才シュヴァリエの代表作。夜の巷にひしめく娼婦、ひも、芸能人、無頼漢…脂粉と汚物の匂いただようパリのはらわたモンマルトルの盛衰を、バルザック、ゾラらの文学作品と豊富な資料によりいきいきと描き出す。ほのかな詩情と陶酔にあふれる大歴史絵巻。上巻では十九世紀、歓楽街の誕生からその成立まで。
目次
- シカゴから、ブレスト、ハンブルグ、スブーラその他を経て、モンマルトルへ
- 第1部 歓楽街モンマルトル誕生以前のパリの歓楽(十九世紀前半;第二帝政期;パリ・コミューン)
- 第2部 『モンマルトル、パリの歓楽街になる』(コミューン直後;事件;歓楽—1889〜1900)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480084774
内容説明
笑いと涙、誇りと失意の都、そして何にもまして世界に冠たる愛の都モンマルトル…。このパリの暗部ともいうべき町の生物学的・社会学的な呼吸をつぶさに追い、そこに生きるひとびとの織りなす人生模様を、豊富な資料と文学作品をもとにあぶり出す。世界一の盛り場の光と影を詩情あふれるタッチで描く畢生の大作。下巻では二十世紀幕明けから第二次世界大戦まで。
目次
- 第3部 1900年から大戦前夜まで(『狂気の子どもたち』;祭りの明り(アンヴェール辻公園からクリシー広場まで) ほか)
- 第4部 大戦前と大戦中(戦争の接近と歓楽;戦争)
- 第5部 戦後(遊び人のお祭り騒ぎ;遊び人の仲間 ほか)
- 第6部 恐慌から戦争へ(遊び好きなひとびと;ミリュー ほか)
「BOOKデータベース」 より