戦間期日本の高等教育

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戦間期日本の高等教育

伊藤彰浩著

玉川大学出版部, 1999.3

タイトル読み

センカンキ ニホン ノ コウトウ キョウイク

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注記

筆者が名古屋大学教育学部に提出した博士学位請求論文(『戦間期日本の高等教育発展 : 量的拡大をめぐる政治過程』(1996年)に加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

本書は、戦間期のわが国における、高等教育発展の様相とその意味を、同時期の高等教育拡充政策の展開と、それがもたらした高等教育変動の諸側面とを考察することで、明らかにしたものである。第一次大戦後の高等教育拡大がいかなる背景と過程をもって進行したのかに関して、その政治過程のダイナミクスを明らかにし、量的拡大過程がもたらした影響を端的にあらわすような政治問題化・社会問題化したイッシューを取り上げ、そこに高等教育拡大のインパクトの立体的把握につとめた。

目次

  • 1 量的拡大の過程(『高等諸学校創設及拡張計画』の成立;「五校昇格」—大学昇格問題の政治過程;私立高等教育の拡大と政府)
  • 2 変動の諸相(「知識階級」就職難問題;学校騒動;大学論と高等教育改革)
  • 3 戦間期から戦時期へ(「人的資源」政策と高等教育;終章)

「BOOKデータベース」 より

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