語りかける記憶 : 文学とジェンダー・スタディーズ

書誌事項

語りかける記憶 : 文学とジェンダー・スタディーズ

中川成美著

小沢書店, 1999.2

タイトル別名

Speakable memories

語りかける記憶 : 文学とジェンダースタディーズ

タイトル読み

カタリカケル キオク : ブンガク ト ジェンダー スタディーズ

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内容説明・目次

内容説明

セクシュアリティの男女二元的構造が揺れ動く現在、ささやき、つぶやかれた「記憶の場」に立ち、女性作家作品の解読から文学の可能性を拓く。女性文学の新たな文脈を探る、気鋭の研究者による刺戟的な試み。

目次

  • 放浪・自己語り・女性—近代女性文学と語る欲望
  • さやけき月の夜に—樋口一葉「十三夜」論
  • 女は戦争を戦うか—林芙美子の戦時下
  • 映像のなかの女たち—林芙美子と成瀬巳喜男
  • 生命の風景—高橋たか子と「いのち」
  • 〈居場所〉のゆくえ—笙野頼子とノマディズム
  • こわれゆく女—ジェンダー・イデオロギーとしての〈愛の言説〉
  • 何がセクシュアリティに起こったか?—『親指Pの修業時代』の身体感覚〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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