書誌事項

ハルビン学院と満洲国

芳地隆之著

(新潮選書)

新潮社, 1999.3

タイトル読み

ハルビン ガクイン ト マンシュウコク

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注記

主要参考文献: p[201]

内容説明・目次

内容説明

「国境と向かい合った近代の日本人」が本書のモチーフです。いわゆる「島国根性」から遠いところにいた人々。とはいえ、ハルビン学院と満洲国は、歴史教科書の一部としてみるに、まだまだ鮮度の高い生モノであり、あの時代の都市と国家、そして日本人たちの相貌は、世界のあちこちで国境線が引き直されている冷戦後の現代と交錯します。そして、私たちに「国って何だ?」という素朴、かつ深い問いを発しているように思えるのです。

目次

  • 序章 二重スパイの生まれうる町
  • 第1章 さりとて外国留学でもなく
  • 第2章 近代国家がやってくる
  • 第3章 国境なき戦い
  • 第4章 重層するフィクション
  • 終章 故郷たることを拒んだ町

「BOOKデータベース」 より

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