伊勢志摩と近代文学
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伊勢志摩と近代文学
(和泉選書, 116)
和泉書院, 1999.3
- タイトル読み
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イセ シマ ト キンダイ ブンガク
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注記
濱川勝彦監修
三重県近代文学史年表 / 皇学館大学近代文学研究会編: p241-291
三重近代文学参考文献 / 岡本和宜編: p292-297
内容説明・目次
内容説明
伊勢・志摩という風土が日本近代の作家と如何に関わっているか、換言すれば、この風土が如何なる衝撃・影響を作家に与え、逆に作家の情念・創意がこの風土の有りようをどのように変容させているか、という「文学と風土」の根本的な関係を、八名の研究者による九篇の論文で究明し、序章終章、更に種々の挿話を伝える談話室と関係年表をも加えることにより、その総体的な見通しを提示するのが本書の狙いである。
目次
- 序章 近代の作家と伊勢・志摩
- 第1章 伊良子清白『孔雀船』の「律格」と「象徴」
- 第2章 泉鏡花「歌行燈」論
- 第3章 梶井基次郎と伊勢志摩
- 第4章 釈迢空『海やまのあひだ』の基層
- 第5章 横光利一「旅愁」「秘色」と伊勢神宮
- 第6章 三島由紀夫「潮騒」の構造
- 第7章 庄野潤三「浮き燈台」論
- 第8章 中上文学における伊勢・松阪の位相—「紀州木の国・根の国物語」を中心に
- 第9章 文学作品にあらわれる「方言」—「潮騒」の場合
- 終章 風土文学研究の在り方と現在
「BOOKデータベース」 より