夫の右手 : 画家・香月泰男に寄り添って

書誌事項

夫の右手 : 画家・香月泰男に寄り添って

香月婦美子文 ; 香月泰男画

求龍堂, 1999.3

タイトル読み

オット ノ ミギテ : ガカ カズキ ヤスオ ニ ヨリソッテ

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内容説明・目次

内容説明

主人は口下手でしたから、シベリヤでの体験は絵で語るしかなかったのではないでしょうか。今日も鮮烈な、戦争の抑留体験を描いた「シベリヤ・シリーズ」の画家・香月泰男を支えたのは、妻・四人の子ども・義母が暮した温かな家庭だった。幼いころ家庭に恵まれなかった画家が、自分の家族に注いだ、無垢で不器用なあふれる愛情。夫一筋に生きてきた妻が、没後二十五年の月日を経、喪失感をのり越えていま語る。

目次

  • 死んだら庭にいてお前たちを見守る
  • 絵を描いてさえいれば満足
  • 主人の喜びが、わたしの喜び
  • 家族をそばに寄せておきたい
  • 主人は人みしりで口下手
  • 花もわたしも張り合いがない
  • わしはいらん者じゃった
  • 別れた母の編んだセーター
  • わたしは先生も芸術家も嫌い
  • 賞金は出産費用に消えた〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA40968423
  • ISBN
    • 4763099043
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    147p
  • 大きさ
    23cm
  • 分類
  • 件名
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