夫の右手 : 画家・香月泰男に寄り添って
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夫の右手 : 画家・香月泰男に寄り添って
求龍堂, 1999.3
- タイトル読み
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オット ノ ミギテ : ガカ カズキ ヤスオ ニ ヨリソッテ
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内容説明・目次
内容説明
主人は口下手でしたから、シベリヤでの体験は絵で語るしかなかったのではないでしょうか。今日も鮮烈な、戦争の抑留体験を描いた「シベリヤ・シリーズ」の画家・香月泰男を支えたのは、妻・四人の子ども・義母が暮した温かな家庭だった。幼いころ家庭に恵まれなかった画家が、自分の家族に注いだ、無垢で不器用なあふれる愛情。夫一筋に生きてきた妻が、没後二十五年の月日を経、喪失感をのり越えていま語る。
目次
- 死んだら庭にいてお前たちを見守る
- 絵を描いてさえいれば満足
- 主人の喜びが、わたしの喜び
- 家族をそばに寄せておきたい
- 主人は人みしりで口下手
- 花もわたしも張り合いがない
- わしはいらん者じゃった
- 別れた母の編んだセーター
- わたしは先生も芸術家も嫌い
- 賞金は出産費用に消えた〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より