近代中国における政党・社会・国家 : 中国国民党の形成過程

書誌事項

近代中国における政党・社会・国家 : 中国国民党の形成過程

深町英夫著

中央大学出版部, 1999.3

タイトル別名

近代中国における政党社会国家 : 中国国民党の形成過程

タイトル読み

キンダイ チュウゴク ニオケル セイトウ ・ シャカイ ・ コッカ : チュウゴク コクミントウ ノ ケイセイ カテイ

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注記

文献目録: p279-290

内容説明・目次

内容説明

冷戦終結後も中国では、単一の政党が政権を独占する「党国体制」が存続している。これは、中国の政治体制がイデオロギーよりも、むしろ歴史的に形成されたその社会構造によって、規定されていることを示している。本書は、中国の王朝体制が崩壊し今日まで続く「党国体制」が中国国民党によって生み出された過程を解明する。

目次

  • 序論 中国国民党史研究の方法
  • 第1章 革命運動の起源—興中会
  • 第2章 地域社会の政治化—中国同盟会
  • 第3章 議会政党の挫折—国民党
  • 第4章 前衛政党の誕生—中華革命党
  • 第5章 中央政府の創出—広東軍政府
  • 第6章 革命哲学の確立—『孫文学説』
  • 第7章 党国体制の樹立—中国国民党
  • 結論 党国体制の樹立と国家—社会関係の転換

「BOOKデータベース」 より

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