分子軌道法
著者
書誌事項
分子軌道法
(化学新シリーズ)
裳華房, 1999.4
- タイトル別名
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Application of molecular orbital theory to organic chemistry
- タイトル読み
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ブンシ キドウホウ
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注記
参考書: p220-222
内容説明・目次
内容説明
現在、有機化学の理論として有機電子論と分子軌道法があるが、多くの有機化学の教科書は有機電子論を基礎として解説している。また、物理有機化学という学問分野は有機化学を化学の言葉である“化学式”ではなく物理学の言葉である“数式”を用いて語る学問分野であるといわれているが、有機反応機構そのものは依然として“化学式”で記述されている。この所以は数式とそれから計算される数値が、視覚に直感的に訴える力に乏しいという宿命的な欠陥にある。本書では、このような分子軌道法の特質に留意し、分子軌道法の概念をモデル化して図やフローチャートで表し、読者の直感的な把握を助けた。
目次
- 第1章 分子軌道法とは何か
- 第2章 分子軌道計算から知ることができる分子の基本的な性質
- 第3章 物理的性質とスペクトル
- 第4章 有機反応の分子軌道論
- 第5章 高い近似の分子軌道法
- 第6章 分子設計と分子軌道法
「BOOKデータベース」 より