夢への旅路ボランティア : 高校生がネパールに学校を建てた!
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夢への旅路ボランティア : 高校生がネパールに学校を建てた!
白順社, 1998.10
- タイトル読み
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ユメ エノ タビジ ボランティア : コウコウセイ ガ ネパール ニ ガッコウ オ タテタ
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内容説明・目次
内容説明
欧米のボランティア先進国にくらべ、日本はまだまだボランティア途上国である。著者の勤務する日本学園高校でも、日本全体の足並みにならって、いま、まさに始まったという感じであった。生徒数は千人もいるのに、環境委員会のアルミ缶回収活動に参加する生徒は十人足らずであり、一般生徒のボランティア参加は数えるほどである。人数を増やすのはこれからの課題だが、それぞれに目的意識をもって参加していたメンバーたちは、週三回のアルミ缶回収の成果として、その収益金で、西ネパールの奥地に大きなハイスクールの校舎をプレゼントするという快挙を成し遂げた。1994年12月、念願の校舎が建ったとき、委員会を一生懸命に支えてきた熱心なメンバーたちでさえ、信じられないという雰囲気であった。いまの歪んだ偏差値教育にたいして、ただ批判するだけでなく、現場の一人の教師として、私たちには具体的に何ができるのか。ささやかな一つの試みではあるが、このようなボランティア活動を通して高校生が生きる夢をもって力づよく巣だっていくドラマを、この本のなかで語りたいと思う。
目次
- 第1部 アルミ缶で学校をプレゼントしよう(自分史のなかに隠れていた夢;ボランティアとはなんだろう ほか)
- 第2部 ネパール・ディリチョール村探訪記(現地調査と「道」づくり(ひとつしかないトイレ;窓からの観察 ほか);村人が自立するために(ふたたびネパールへ;聾唖学校を訪れて ほか);夢を実現する水力発電(水力発電プロジェクト;日本への興味を聞いてみたら ほか))
「BOOKデータベース」 より