戦後日本政治と社会民主主義 : 社会党・総評ブロックの興亡
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戦後日本政治と社会民主主義 : 社会党・総評ブロックの興亡
法律文化社, 1999.5
- タイトル読み
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センゴ ニホン セイジ ト シャカイ ミンシュ シュギ : シャカイトウ ・ ソウヒョウ ブロック ノ コウボウ
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注記
参照文献: p225-246
内容説明・目次
内容説明
20世紀政治は資本主義と社会主義との緊張関係のなかで福祉国家を発展させてきたのであり、それが今日「時代遅れ」のものになりつつあるとしても、単純な市場主義が、新たな時代のパラダイムたりうるはずもない。福祉国家、そしてその推進力となった社会民主主義の意義と限界を明らかにすることこそが、21世紀政治を展望する上で不可欠の作業となるであろう。本書では、戦後日本政治における社会民主主義の展開(正確にはその不在)に関心を集中している。比較政治経済学の研究蓄積のなかから社会民主主義モデルを再構成し、それに即して仮説を設定した上で、事実関係の検討を行った。
目次
- 序章 課題と視角
- 第1章 社会民主主義モデル再訪
- 第2章 五五年体制下の日本社会党—抵抗政党の意義と限界
- 第3章 階級政治からみた五五年体制—階級交叉連合と企業主義
- 第4章 階級的労働運動の盛衰と五五年体制の変容—国労を事例として
- 第5章 社会党における現実政党化とその階穽
- 終章 総括と展望
「BOOKデータベース」 より