越境者が読んだ近代日本文学 : 境界をつくるもの、こわすもの
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越境者が読んだ近代日本文学 : 境界をつくるもの、こわすもの
新曜社, 1999.5
- タイトル読み
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エッキョウシャ ガ ヨンダ キンダイ ニホン ブンガク : キョウカイ オ ツクル モノ コワス モノ
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内容説明・目次
内容説明
アメリカ、カナダの諸大学で多くの日本文学研究者を育てあげ、比較文学研究の国際的オルガナイザーとしても活躍している著者の面目躍如たる近代作家論。日本的なるものと西欧的なるものの境界を超えた著者独自の視点が漱石、芥川、谷崎、川端、井伏らの読解に新たな地平を拓く。
目次
- 第1部 越境してくる西洋人(近代日本文学のなかの西洋人;谷崎潤一郎—西洋巡礼と日本回帰)
- 第2部 「甘え」と越境(「甘え」と文化衝撃;『暗夜行路』における「甘え」と「ゆるし」 ほか)
- 第3部 向こう側と母なるもの(川端康成の向こう側空間;川端康成のアニミズム ほか)
- 第4部 越境者の読んだテキスト(テキストの裂け目『こゝろ』;ウサギの目で見た鳥 ほか)
- 第5部 帰ってきた越境者(浦島の体温差;越境者が日本の大学で教えると—発信カードと対話 ほか)
「BOOKデータベース」 より