思想史の十九世紀 : 「他者」としての徳川日本

書誌事項

思想史の十九世紀 : 「他者」としての徳川日本

桂島宣弘著

ぺりかん社, 1999.5

タイトル別名

思想史の十九世紀 : 「他者」としての徳川日本

タイトル読み

シソウシ ノ ジュウキュウセイキ : タシャ トシテノ トクガワ ニホン

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内容説明・目次

内容説明

現在もわれわれが依拠する「自国像」「徳川思想像」は、19世紀後半に生成された言説を繰り返し「再生産」してきたものではなかったか?—戦後研究の徹底した総括と反省によって照らし出される、転換期の方法的視角。

目次

  • 第1章 民衆宗教への眼差し—金光教を中心に
  • 第2章 金光教の神観念とその変容
  • 第3章 「病気」と「直し」の言説—赤沢文治・近代への路程
  • 第4章 平田派国学者の「読書」とその言説
  • 第5章 幕末国学の転回と佐藤信淵の思想—『天柱記』と『鎔造化育論』を中心に
  • 第6章 明治初年の国学者の神秩序構想
  • 第7章 「華夷」思想の解体と国学的「自己」像の生成
  • 第8章 アジア主義の生成と転回—徳川思想史からの照射の試み
  • 第9章 教派神道の成立—「宗教」という眼差しの成立と金光教
  • 第10章 近代国史学の成立—「考証史学」を中心に

「BOOKデータベース」 より

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