唯物論シェイクスピア
著者
書誌事項
唯物論シェイクスピア
(叢書・ウニベルシタス, 614)
法政大学出版局, 1999.6
- タイトル別名
-
Materialist Shakespeare : a history
- タイトル読み
-
ユイブツロン シェイクスピア
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注記
原著 (London ; New York : Verso, 1995) の抄訳
内容説明・目次
内容説明
文学作品を政治・経済・文化にわたる広範な視野から読みなおす「文化唯物論批評」によるシェイクスピア研究の最新の成果を集成。シェイクスピアの代表的作品群が、時間と空間への多面的・総合的照射の下で現在に生き生きとよみがえる。
目次
- 序論 唯物論的シェイクスピア
- 『リア王』と封建主義の没落
- 『お気に召すまま』における「兄弟の位置」—社会的プロセスと喜劇形式
- 『ヴェニスの商人』と歴史批評と可能性
- 『マクベス』—歴史・イデオロギー・知識人
- 『オセロー』におけるシャリヴァリと除け者の喜劇
- 証拠と結果—イギリス・ルネサンスにおける内面性とその暴露
- オセローのアフリカ系アメリカ人の後輩たち
- 表象と上演—シェイクスピア演劇における権威のさまざまな役割
- 「おらぁの国が何だというのだ」—シェイクスピアと国家的アイデンティティ
- 「このように仕組もう」—『ジュリアス・シーザー』と演劇表象の政治学
- ラディカルなシェイクスピアをラディカル化する—シェイクスピア研究の永久革命
「BOOKデータベース」 より