書誌事項

ユダヤ人はなぜ殺されたか

ルーシー・S.ダビドビッチ著 ; 大谷堅志郎訳

(世界人権問題叢書, 28)

明石書店, 1999.6

タイトル別名

The war against the Jews 1933-1945

ユダヤ人はなぜ殺されたか

タイトル読み

ユダヤジン ワ ナゼ コロサレタ カ

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注記

「ユダヤ人はなぜ殺されたか 第1・2部」(サイマル出版会 1978,1979年刊)の合本

内容説明・目次

内容説明

「ユダヤ人に対する戦争」という原題からも察しられようが、ダビドビッチが本書で立証してみせたのは、六百万人のホロコーストとは、ユダヤ民族に対してヒトラーのナチ帝国が国をあげてしかけた戦争の結果だったということである。戦争といっても、決して比喩や形容としての戦争ではなかった。字義通りの戦争、つまり国家に対する戦争と同じ意味で、一つの民族に対してしかけられた本格的な総力をあげての戦争だった。これが、著者がこの本の中でいわんとしていることなのである。

目次

  • 第1部 最終的解決(ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか;反ユダヤ主義台頭の炎;国家による強圧の波;親衛隊・最終的解決の実行マシーン ほか)
  • 第2部 大虐殺(ホロコースト)(自由とゲットーの間で;ゲットーに追い込まれる人びと;敵か味方か・ユダヤ人評議会;生き、耐え、助けあう人びと ほか)

「BOOKデータベース」 より

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