助動詞の構文機能研究 : 時枝詞辞論からの脱出

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助動詞の構文機能研究 : 時枝詞辞論からの脱出

重見一行著

（研究叢書, 221）

和泉書院, 1999.5

タイトル読み

ジョドウシ ノ コウブン キノウ ケンキュウ : トキエダ シジロン カラノ ダッシュツ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、先著『助詞の構文機能研究』に対となるべき、これまでの助動詞に関する諸論をまとめたものである。論の中心的対象は中古語であるが、その基本的成果は現代語にも通ずるものと考える。本書の結論は、端的に言えば、助動詞は動詞の複語尾（乃至それに準ずるもの）であり、動詞の一部（乃至それに準ずるもの）として種々の構文機能を担う。という事である。

目次

  • 第１章　「連体なり」の構文的意義（「連体なり」構文の基本構造；主述句「連体なり」構文の構造　ほか）
  • 第２章　助動詞の構文的機能（「らむ」構文の構造；「なるらむ」構文の構造　ほか）
  • 第３章　助動詞の「意味」的機能（「む」の「意味」；時枝詞辞論解釈　ほか）
  • 第４章　助動詞と周辺の応用的考察（「む」におけるテンス機能；命令表現の詞辞性　ほか）

「BOOKデータベース」 より

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