書誌事項

歪んだ鏡 : 身体醜形障害の治療

キャサリン・A・フィリップス著 ; 松尾信一郎訳

金剛出版, 1999.4

タイトル別名

The broken mirror : understanding and treating body dysmorphic disorder

タイトル読み

ユガンダ カガミ : シンタイ シュウケイ ショウガイ ノ チリョウ

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注記

The broken mirrorの翻訳

内容説明・目次

内容説明

「自分の顔や身体が醜い」そういう歪んだ思いに駆られている身体醜形障害は、抑うつや閉じこもり、時には自殺まで引き起こすこころの病です。本書は、米国の精神科医で身体醜形障害の治療・研究の第一人者キャサリン・A・フィリップス博士が、同症の病像や治療法、家族や周囲の人の対処法などをわかりやすく書いたものです。身体醜形障害の患者の中には、決して醜くないのにそう思い込み、家族や周囲の友人の反対を押し切って、美容整形医のもとへ行く方も珍しくありません。しかし、この病いはこころの病だから手術では治らない、と著者は言います。この病気は、だれにでもある身体的なコンプレックスでも、若さゆえの悩みでもなく、周囲の慰めや時間の経過も、効果はないのです。もし家族や友人が「自分は醜い」とどこも醜くないのに呟いたり、美容整形をすると言い出したら、本書を開いてみてください。

目次

  • 1 なぜ今、身体醜形障害なのか
  • 2 患者は語る
  • 3 身体醜形障害とはどういう病気か?
  • 4 あなたは身体醜形障害ではありませんか?
  • 5 身体醜形障害はさまざまな形で起こる
  • 6 つらい強迫観念
  • 7 身体醜形障害の原因は何か?
  • 8 身体醜形障害の治療の概略と薬物療法について
  • 9 認知行動療法とその他の治療法
  • 10 身体醜形障害と家族との関係

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA42099868
  • ISBN
    • 4772406115
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    246p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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