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宋学の形成と展開

小島毅著

(中国学芸叢書, 8)

創文社, 1999.6

Title Transcription

ソウガク ノ ケイセイ ト テンカイ

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Note

参考文献: p249-266

年表: 巻末p9-11

Description and Table of Contents

Description

11世紀から17世紀の中国の近世思想は、朱子学から陽明学への転換として見られるが、本書は宋学における一貫した流れとしてそれらを捉える。宋学における道問性と尊徳性という共通認識と思考枠組みが天観(宇宙論)の変化とともにどのように展開していくのか、著者は歴史的現実における「礼」の解釈を軸に分析し、考証学者による朱子学のイメージが虚像であることを明らかにすることによって、中国思想のみならず近世日本の思想研究にも多大な波紋を投げかける。

Table of Contents

  • 1 天(天譴論;郊祀論 ほか)
  • 2 性(北宋の性説;朱熹の定論 ほか)
  • 3 道(主題の構成;理学の開山 ほか)
  • 4 教(聖人の教え;礼学の意義 ほか)

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Details

  • NCID
    BA42135837
  • ISBN
    • 442319404X
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 269, 11p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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