心理療法の統合のために
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書誌事項
心理療法の統合のために
(フォーカシング指向心理療法 / ユージン・T・ジェンドリン著, 下)
金剛出版, 1999.5
- タイトル読み
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シンリ リョウホウ ノ トウゴウ ノ タメ ニ
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注記
そのほかの訳者: 田村隆一, 村里忠之, 伊藤義美
監訳: 村瀬孝雄, 池見陽, 日笠摩子
文献: p514-520
内容説明・目次
内容説明
創始者ジェンドリンが臨床場面でどのようにフォーカシングを使っているかを詳細に描いた上巻に続き、本書では、さまざまな心理療法に通底しそれらを統合するかなめとしての「フォーカシング」の可能性を探っていく。フォーカシングでは、クライエントの心の中で起きている体験過程を一番確かな現実として何よりも優先する。クライエントと彼のフェルトセンスの相互作用から体験的一歩が生じ、その体験的一歩こそが治療を飛躍的に進めていく。そうした治療関係を生み出す支えとしてのセラピストとクライエントの相互作用のあり方を真摯に求める本書は、著者の豊かな知恵の宝庫であるとともに、臨床場面でのフォーカシングの確かな位置づけを示すものとなっている。
目次
- 心理臨床の総合的視点—フォーカシングと体験過程的方法を通して
- からだへの取り組み 新しく解放されるエネルギー—新しく解放されるからだのエネルギー
- ロールプレイ
- 体験的な夢解釈
- イメージ
- 情動的カタルシス、再体験
- 行動ステップ
- 認知療法
- 超自我を体験過程的にとらえる
- 生を前進させる方向〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より