皮膚 : 美と健康の最前線
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書誌事項
皮膚 : 美と健康の最前線
大月書店, 1999.6
- タイトル別名
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The body's edge
- タイトル読み
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ヒフ : ビ ト ケンコウ ノ サイゼンセン
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内容説明・目次
内容説明
人体で最大の器官、それは体重の6分の1を占める皮膚だ。人の肌は弱々しく見えるが、じつはきわめて丈夫だ。切り傷で血が出るのは、皮膚の中を毛細血管が縦横にはしっているからで、これが体温を調節し、栄養分を皮膚に供給して、きずを治してしまう。皮膚は、表面から侵入する毒物を分解する解毒機構、病原菌やガン細胞を撃退する免疫機構をそなえて、健康を守る最前線の役割をはたしているが、これらに変調をきたしたとき、アトピーやアレルギーに悩むことになる。幸か不幸か、肌は人の美しさの決め手でもある。若さと美貌を求める人々の願いとは裏腹に、毎日の化粧や日焼け、石鹸の使いすぎ、まちがった美容整形などで、皮膚の老化を速めている。本書は、環境汚染やオゾン層の破壊による紫外線の増加、タバコの習慣、さまざまな職業病など、皮膚を痛めつけ、ひいては健康をそこなう数多くの要因を洗い出し、皮膚を美しく健康に保つ秘訣を披露する。
目次
- 1 皮膚への強迫観念
- 2 皮膚の構造
- 3 皮膚の機能
- 4 バリアか、フルイか?
- 5 いろいろな皮膚病
- 6 皮膚の守りをかためる
- 7 免疫系と過敏症
- 8 皮膚にあらわれる病気の徴候
- 9 シリコンの物語
- 10 若々しい肌の美容法
- 11 紫外線の物語
- 12 自己の境界で
- 13 皮膚のゆくすえ
「BOOKデータベース」 より