神界のフィールドワーク
著者
書誌事項
神界のフィールドワーク
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1999.7
- タイトル別名
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神界のフィールドワーク : 霊学と民俗学の生成
- タイトル読み
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シンカイ ノ フィールドワーク
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注記
底本: 「神界のフィールドワーク : 霊学と民俗学の生成」(創林社, 1985年7月刊)の後,「新版あとがき」を増補して1987年12月に青弓社から刊行.
内容説明・目次
内容説明
「日本の宗教史・神道史理解に新たな視座を持ち込み、意識変容や異次元との交流という主題に鮮明な表現を与え、スピード感あふれる文体に乗って80年代日本を疾走した異形の書物」。王仁三郎、空海、篤胤、シュタイナー等、異色異能の精神史を照射し、内部生命の学としての霊学の新展開を告げる。
目次
- 1 ふたつの霊界モノガタリ(神話的創造力と魂の変容—出口王仁三郎と折口信夫をめぐって)
- 2 意識と声音(語呂合わせの修辞学—宗教的レトリックの一局面;音霊の愉楽—エロスの現場としての声音の力学;魂を飛ばす技法—シャーマニズムと音楽体験)
- 3 魔界の声音(妖怪—その神学と自然学と人間学と;幼児性の悪意と声の自然—ラヴクラフトの偏位)
- 4 霊学と民俗学の生成(霊学と霊術—近代におけるその発端と展開;大正維新と霊的シンクレティズム—神智学受容の一波紋)
「BOOKデータベース」 より