脳外科医になって見えてきたこと
著者
書誌事項
脳外科医になって見えてきたこと
草思社, 1999.6
- タイトル別名
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When the air hits your brain
- タイトル読み
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ノウゲカイ ニ ナッテ ミエテ キタ コト
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注記
When the air hits your brain : tales of neurosurgery. の翻訳
内容説明・目次
内容説明
手術もむなしく死を待つだけとなった乳児レベッカ、みずから死を選び、両親に見守られて逝ったダウン症のアンディ、衝突事故による対麻痺から回復し、ある日歩いて会いにやってきたビリー…本書には、著者が脳神経外科の研修医時代に体験した忘れがたいエピソードの数々が生き生きと綴られている。脳神経は他の臓器と異なり、いったん傷つくと自己再生不能である。よって脳外科とは1ミリのミスが命取りになる極限状態であり、悪夢の連続であると同時に、奇跡を起こす魔法でもある。本書は、その極限状態に立ち向かう患者と医師たちの姿を通して、医学生だった著者が一人前の脳外科医に成長してゆくまでの軌跡を綴った、胸を打つノンフィクションである。
目次
- 1 脳がいったん空気に触れると
- 2 “われわれの一員”になる
- 3 魔法の言葉“ドクター”
- 4 プレッシャーひとつですべてが変わる
- 5 痛みはだれにも見えない
- 6 患者が死に向かうとき
- 7 脳神経外科のサイコパス
- 8 小さな奇跡
- 9 ときには手術も役に立つ
- 10 レベッカ—死を待つだけの赤ん坊
- 11 悪夢を受け入れるまで
- 12 命の車輪はまわる
- 13 人生をその手に返すために
「BOOKデータベース」 より