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不敬文学論序説

渡部直己著

(批評空間叢書, 17)

太田出版, 1999.7

タイトル読み

フケイ ブンガクロン ジョセツ

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注記

主要引用出典一覧: p285-292

内容説明・目次

内容説明

「天皇小説」こそは最後の文学である。「何ものかを問題にするさいの鉄則は、その対象を具体的に描くことにある」。この鉄則から見たとき、「天皇」は近現代小説において、その近傍からいかに描写されてきたのか、あるいはこなかったのか。かつて「差別」を主題化した著者が最後の物語形成磁場に挑む渾身の天皇小説論。

目次

  • 序文 明治15年=昭和35年
  • 第1章 不敬罪と小説
  • 第2章 大逆事件と小説
  • 第3章 民本主義とプロレタリア文学
  • 第4章 戦後天皇小説の群れ
  • 第5章 現代文学のなかの天皇
  • 終章 黙説法の政治学

「BOOKデータベース」 より

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