紀律と啓蒙 : フリードリヒ大王の啓蒙絶対主義

書誌事項

紀律と啓蒙 : フリードリヒ大王の啓蒙絶対主義

屋敷二郎著

(Minerva人文・社会科学叢書, 30)

ミネルヴァ書房, 1999.7

タイトル読み

キリツ ト ケイモウ : フリードリヒ ダイオウ ノ ケイモウ ゼッタイ シュギ

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注記

著者の学位論文(一橋大学法学部, 1997.3授与)に修正を加えたもの

本書で用いたフリードリヒ大王の主な著作: 巻末p5

内容説明・目次

内容説明

啓蒙絶対主義の革新性は、単なる国制や法制度の改革という次元を超えた、心性への働きかけにある。その最大の遺産である祖国愛の情念を、人類は二世紀を経た今もなお制御できないでいるのではないか。本書は、その心性の構造を変化させた新しい「啓蒙絶対主義のプログラム」を解明する。

目次

  • 序章 啓蒙主義と社会的紀律化との相補的関係
  • 第1章 『反マキアヴェリ論』—啓蒙絶対主義の綱領
  • 第2章 統治実務の経験と理論的深化
  • 第3章 心性の構造変化—自己愛から祖国愛へ
  • 第4章 軍隊・監獄・学校—啓蒙と紀律化の「場」として
  • 第5章 プロイセン一般ラント法の精神
  • 終章 祖国愛のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

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