北の内海世界 : 北奥羽・蝦夷ヶ島と地域諸集団
著者
書誌事項
北の内海世界 : 北奥羽・蝦夷ヶ島と地域諸集団
山川出版社, 1999.7
- タイトル別名
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北の内海世界 : 北奥羽蝦夷ケ島と地域諸集団
- タイトル読み
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キタ ノ ナイカイ セカイ : キタオウウ エゾガシマ ト チイキ ショシュウダン
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注記
はじめに(斉藤利男), あとがき(西村喜憲)
北海道高等学校日本史教育研究会第22回研究大会シンポジウム「北奥羽・蝦夷地世界の形成と地域諸集団」(1998年8月6日,於函館市)の記録を基にしたもの
収録内容
- 北緯四〇度以北の十〜十二世紀 / 斉藤利男 [執筆]
- 糠部・閉伊・夷が島の海民集団と諸大名 / 入間田宣夫 [執筆]
- 北海道の戦国時代と中世アイヌ民族の社会と文化 / 小林真人 [執筆]
- 防御性集落の時代をどうみるか : 南からの力・北からの力 / 小口雅史 [執筆]
- 蝦夷・北奥と本願寺教団 / 誉田慶信 [執筆]
- 「みちのく」像の光と影 : その宗教史的アプローチ / 佐々木馨 [執筆]
- 北の「倭寇的状況」とその拡大 / 中村和之 [執筆]
- 討論のまとめ / 長谷厳 [執筆]
- 授業化への一試み : 「参加記」にかえて / 相場達也 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書は1998年8月、「北海道高等学校日本史教育研究会第22回研究大会」として、函館市で開催されたシンポジウムの記録である。従来の北方史研究ではほとんど取り上げられることのなかった、中世〜近世における蝦夷地仏教布教の問題や、戦国時代一向宗教団の北奥羽・蝦夷ケ島布教と「北の海の有徳人」の歴史などが、初めて本格的に論じられている。
目次
- 第1部 「北の内海世界」の発見(北緯40度以北の10〜12世紀;糠部・閉伊・夷が島の海民集団と諸大名;北海道の戦国時代と中世アイヌ民族の社会と文化)
- 第2部 「北の内海世界」における国家・民族と文化接触・文化変容(防御性集落の時代をどうみるか—南からの力・北からの力 古代文献史学の側からの試論;蝦夷・北奥と本願寺教団;「みちのく」像の光と影—その宗教史的アプローチ;北の「倭寇的状況」とその拡大;討論のまとめ)
- 付論 授業化への一試み—「参加記」にかえて
「BOOKデータベース」 より