歴史と記憶
著者
書誌事項
歴史と記憶
(叢書・ウニベルシタス, 644)
法政大学出版局, 1999.8
- タイトル別名
-
Storia e memoria
Histoire et mémoire
- タイトル読み
-
レキシ ト キオク
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注記
原註: 巻末p1-13
参考文献: 巻末p14-54
フランス語抄訳版(原書の10論文中, 4論文のみの抄訳: Histoire et mémoire. 1988年序, Editions Gallimard, Paris)の日本語翻訳. 原書(イタリア語. 1986年序, Giulio Einaudi, Torino)
内容説明・目次
内容説明
人はなぜ、どのように歴史を意識するようになったのか。「記憶」と「歴史」を明確に区別、あるいは「過去/現在」、「古代/近代」という対立概念の相互関係の考察を通して展開するブローデルの後継ル・ゴフの新歴史方法論。
目次
- 第1章 過去/現在(心理学における過去/現在の対立;言語学が照らしだす過去/現在 ほか)
- 第2章 古代/近代(西洋的で曖昧な対概念;この対概念における主役は近代である ほか)
- 第3章 記憶(民族的記憶;口承から文字への記憶の発展—先史時代から古代へ ほか)
- 第4章 歴史(歴史のパラドクスと曖昧さ;歴史心性—人間と過去 ほか)
「BOOKデータベース」 より