日本占領下バリ島からの報告 : 東南アジアでの教育政策
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日本占領下バリ島からの報告 : 東南アジアでの教育政策
草思社, 1999.8
- タイトル読み
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ニホン センリョウカ バリトウ カラ ノ ホウコク : トウナン アジア デノ キョウイク セイサク
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注記
著者が内地の学兄宛に送ったバリ島等での勤務状況 (西南方面艦隊セラム民政部文教課長, 昭和17年7月-19年12月) の報告「南方通信-教育建設記」を、当時の形で上梓したもの
著者の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争下、日本は南方の占領地に民政部を置いて統治を行った。これは、海軍の司政官としてアンボンとバリ島で教育改革を行った教育者が内地の知人に送った(送ろうとした)現地からの報告書である。筆者はオランダがインドネシア人に行った愚民政策と、日本が朝鮮と台湾で行った教育の振興政策を比較しているのだが、今日の状況を合わせて考えると興味がつきない。
目次
- 序信 アンボンの概観と同地における日本人の生活
- 第2信 南方の教育的現実とその日本的建設(バリ島点描;穴あき銭;文盲の島 ほか)
- 第3信 南方教育の敵前転回—戦力増強・増産協力への教育(日本化教育体制より決戦教育体制へ;大東亜資質の錬成;学徒訓 ほか)
- 結信 南方を去らんとするに当たって(バリ史に学ぶもの—南方東洋魂の発見;バリ人諸君に呈する書)
「BOOKデータベース」 より