高校が崩壊する
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高校が崩壊する
草思社, 1999.10
- タイトル読み
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コウコウ ガ ホウカイ スル
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内容説明・目次
内容説明
何年か前、高校全入が叫ばれた。叫んだ人たちは、全員が高校へ進めば、みんなそれなりに勉強し、労働の疎外から守られ、立派な市民が誕生すると思ったのであろう。それがどれほど人間というものを知らないあさはかな考え方であったか、いまはっきり証明された。この本に書かれていることは、信じたくない人もあろうが、事実なのである。これでも著者は誇張どころかむしろ控えめに書いている。日本の将来を暗示して余りある戦慄的な報告である。
目次
- 第1章 高校ではいま、何が起きているのか
- 第2章 行き詰まった学校の指導力
- 第3章 親の問題、教師の問題
- 第4章 私はどのように生徒に立ち向かっているか
- 第5章 人権弁護士を批判する
- 第6章 改革論者を批判する
- 第7章 子供の可能性という幻想
- 第8章 新たな学校バッシングに反論する
- 第9章 空論から生産的な議論へ
「BOOKデータベース」 より