百貨店の誕生
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書誌事項
百貨店の誕生
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1999.9
- タイトル別名
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百貨店の誕生 : 都市文化の近代
- タイトル読み
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ヒャッカテン ノ タンジョウ
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注記
その他の標題はブックジャケットによる
底本は「百貨店の誕生」(三省堂, 1993年12月刊)
内容説明・目次
内容説明
人びとは百貨店に特定の必需品を買いに出かけたのではなく、百貨店の中でそれを発見し、夢とともにそれを買ったのである—明治前期、新しい販売スタイルで大衆の人気を博し、繁華街を席捲した勧工場。その衰退と軌を一にするように、三越をはじめとする呉服店は、百貨店へと脱皮をとげた。流行をしかけ、モダンで高級なイメージ戦略を展開し、山の手の上・中流の顧客をつかんで、百貨店は成長を重ねる。豪華な建物、趣好をこらした催し物、大食堂、屋上遊園地。やがて大衆の遊覧場として、独自の発展をとげていく。百貨店をとおしてたどる、明治、大正、昭和の都市の近代史。
目次
- 第1章 勧工場の設立
- 第2章 繁華街に出た勧工場
- 第3章 呉服店から百貨店へ
- 第4章 新しい顧客の開拓
- 第5章 遊覧場になった百貨店
- 第6章 家庭生活の演出
- 第7章 新中間層と都市文化
- 第8章 勧工場と百貨店の時代
「BOOKデータベース」 より