落日のモンマルトル
著者
書誌事項
落日のモンマルトル
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1999.9
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Les ruines de Subure : Montmartre de 1939 aux années 80
- タイトル読み
-
ラクジツ ノ モンマルトル
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注記
訳出底本: 原著(R.Laffont, c1985)の全訳.
その他の訳者: 武藤剛史, 鹿島茂, 塩川浩子
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480085016
内容説明
第二次世界大戦勃発、ナチ占領下のパリの「暗黒の夜」にもモンマルトルには歓楽の火が燃え続ける—比類ない歴史的想像力と文学的教養で社会史の革新をめざした鬼才シュヴァリエが、世界に冠たる愛の都モンマルトルの盛衰を描いた地域限定史の記念碑的大著。豊富な資料と丹念な調査にもとづく、小説以上にスリリングで興味深い実際の出来事の数々を詩情あふれるタッチで描く。上巻は、独軍占領下の時代からパリ解放、戦後の混乱期を経て大きな変貌をとげる60年代まで。
目次
- 第1部 独軍占領時代(数ある情報源のなかから;暗黒の夜;夜の灯;占領末期)
- 第2部 再会—1945年から60年代まで(パリ解放とそれに続く日々;明かりのモンマルトル—ピガール;ブールヴァールの夜;新参者たち)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480085023
内容説明
1960年代のある美しい朝のピガール広場、ドイツ兵と娼婦との間に生まれた金髪の少年が泉の水で象を洗う光景に著者は眼をうばわれる。時は流れ、モンマルトルの一角でバーを経営するかつての少年との再会を果たしたのも束の間…哀切きわまりない終幕が忘れがたい感銘を残す、鬼才シュヴァリエ畢生の大作の完結篇。下巻は60年代から80年代まで。歓楽の街には犯罪と暴力の影が広がり、古きよき時代の風情はしだいにうすれ、街は黄昏の光の中に沈んでゆく。
目次
- 第3部 歓楽のバランスシート(歓楽の背景;歓楽)
- 第4部 バルベスの雰囲気の中で(回顧;ラ・シャペルの最近の姿;グット=ドールの誕生;「熱血の時代」;60年代以降;スブーラの廃墟)
「BOOKデータベース」 より