天文学者の虫眼鏡 : 文学と科学のあいだ
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書誌事項
天文学者の虫眼鏡 : 文学と科学のあいだ
(文春新書, 060)
文藝春秋, 1999.9
- タイトル読み
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テンモン ガクシャ ノ ムシメガネ : ブンガク ト カガク ノ アイダ
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注記
「図書」 (岩波書店)連載 「智に働けば」 (1996年5月号-1997年6月号)を大幅に加筆訂正したもの
参考にした本: p208-211
内容説明・目次
内容説明
研究のかたわら、手当たり次第に本を読んできた“文系”天文学者が、古今東西の文学作品をひもときながら、ユーモアあふれた語り口で身近な科学の話題を紹介する。漱石の「猫」と慣性の法則、天文好きのシェークスピアが作品に込めた皮肉、予知夢と月の万有引力の関係、定家「明月記」の天変事象の記録、「木枯し紋次郎」と「もんじゅ」の事故との関連…などなど、楽しく役に立つ科学エッセイ。
目次
- マグデブルグの半球よ
- 眠れる猫、力学の法則を学ぶ
- 俺は北極星のように不動だ
- 篠懸を黄ばませる秋風と共に
- ゆく河の流れは絶えずして
- ほとけは常にいませども
- お月さまいくつ 一三七つ
- もろともに宇宙の微塵となりて
- 丑時客星出觜参度
- 地球の上に朝がくる
- 「木枯らし」「もんじゅ」ろう
- 虹の女神イリスの嘆き
- てふてふが一匹
「BOOKデータベース」 より