実朝・仙覚 : 鎌倉歌壇の研究
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実朝・仙覚 : 鎌倉歌壇の研究
(新典社研究叢書, 121)
新典社, 1999.9
- タイトル読み
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サネトモ センガク : カマクラ カダン ノ ケンキュウ
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注記
源実朝略年表: p284-285
仙覚関係年表: p286-296
内容説明・目次
内容説明
鎌倉を愛し、実朝を愛した著者の実朝論は、実朝の歌を客観的に分析するというより、実朝の心の中に入りこんで、実朝と一つになり、そこから生まれた深いヨミが、独自の実朝論を誕生させることになった。また仙覚論は、仙覚の業績を、東国の風土と鎌倉幕府の機構の中でとらえたもので、特に、仙覚の出自について、仙覚が鎌倉二代将軍頼家の子であったという新説は、従来の仙覚研究に一石を投ずることになるものであろう。
目次
- 序章 文芸風土の要因としての「見立て」—美の土壌
- 第1章 源実朝の世界(「歌壇」について;指導的地位の確立;風土を享受する様式(即風土) ほか)
- 第2章 仙覚の世界(宗尊親王の歌業と仙覚;比企氏の興隆と仙覚;比企氏の滅亡と仙覚 ほか)
「BOOKデータベース」 より