嫌ならやめとけ : 立つか坐るかして声を出して読まれるべき誇張されたまた聞きの物語
著者
書誌事項
嫌ならやめとけ : 立つか坐るかして声を出して読まれるべき誇張されたまた聞きの物語
水声社, 1999.9
- タイトル別名
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Take it or leave it
嫌ならやめとけ
- タイトル読み
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イヤ ナラ ヤメトケ : タツカ スワルカ シテ コエ オ ダシテ ヨマレルベキ コチョウ サレタ マタギキ ノ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
パリ生まれの若者がアメリカ合衆国の陸軍に徴兵され、訓練を受けた後に、海外に派兵されることになる物語。ときは朝鮮戦争のさなか、サンフランシスコから朝鮮への出航を前に特別休暇を与えられた若者は、軍の手違いから南部ノースカロライナからニューヨーク州北部の訓練地に給与を受け取りに行くことを余儀なくされ、かくしてオンボロの愛車に乗って5日間の旅が始まる。物語はさまざまな枝葉に分岐し、脱線を繰り返しながら時間と空間を飛び越え、若者の過去の断片が浮き彫りにされていく。飢えと音楽とセックスの体験が語られ、語り手は本筋から政治、文学そしてアメリカという国家などについての議論へと逸脱しながら、読者を笑いの渦に巻き込み、まさに抱腹絶倒させる。“旅の物語”から“物語の旅”という未聞の冒険。
「BOOKデータベース」 より