ドイツ国家学と明治国制 : シュタイン国家学の軌跡

書誌事項

ドイツ国家学と明治国制 : シュタイン国家学の軌跡

瀧井一博著

(Minerva人文・社会科学叢書, 31)

ミネルヴァ書房, 1999.10

タイトル別名

Die deutsche Staatswissenschaft und die Meiji-Staatsverfassung : die Spuren des Staatsdenkens Lorenz von Steins

タイトル読み

ドイツ コッカガク ト メイジ コクセイ : シュタイン コッカガク ノ キセキ

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注記

欧文タイトルはドイツ語要約p[331]による

ローレンツ・フォン・シュタインと伊藤博文の肖像あり

文献一覧: p303-329

2刷(2012.3)の前付頁: viiip

「第2刷へのはしがき」に、「誤植や事実関係の誤りといった最低限の訂正を施した」との記述あり

内容説明・目次

内容説明

「国制知」とは、国家の成り立ちと諸制度—国制を構想し、その支柱となってそれを運営していく知的営み、ないしそれに携わる学識集団である。本書は、明治日本の「国制知」をドイツ国家学に求め、ローレンツ・フォン・シュタイン、伊藤博文、渡辺洪基の思想と活動を追いながら、ドイツ国家学の成立と展開、わが国への伝播とその帰趨を見届け、その「国制知」としての実態と機能に比較法史の視角からアプローチする。

目次

  • 「国制知」という考え方
  • 第1部 ローレンツ・フォン・シュタイン—その生涯と思想(19世紀ドイツにおける国家学の興亡;「国家学者」シュタイン;「比較法学者」シュタイン)
  • 第2部 シュタインと明治日本(シュタイン詣で;伊藤博文の滞欧憲法調査;シュタインの日本論)
  • 第3部 国家学・国家学会・国家学者—明治日本の国制知(国家学会の明治国制;国家学会の退場、国家学者の誕生)

「BOOKデータベース」 より

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