エクリチュールの零 (ゼロ) 度
著者
書誌事項
エクリチュールの零 (ゼロ) 度
(ちくま学芸文庫, [ハ-9-4])
筑摩書房, 1999.10
- タイトル別名
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エクリチュールの零度
Le degré zéro de l'écriture
零度の文学
- タイトル読み
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エクリチュール ノ ゼロド
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注記
「零度の文学」 (現代思潮社 1965年刊)の改題改訳
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: p273-276
内容説明・目次
内容説明
「文学的形式(フォルム)を“アンガジェさせる”こと」と「サルトル的アンガージュマンをマルクス主義化すること」という二重の企図のもとに書かれた『エクリチュールの零(ゼロ)度』は、サルトルの『文学とは何か』によるブルジョワ的“文学”神話の“脱神話化”の試みを引き継ぐとともに、その人間主義的限界の乗り超えを目指した。言語体(ラング)とも文体(ステイル)とも異なる文学の第三の形式的現実としての『エクリチュール』は、はたして“文学”を解明したのか。つねに現代思想の先頭を走り続けつつ、変貌を重ねたバルトのエクリチュールの冒険のすべては、ここから始まった。
目次
- エクリチュールとは何か
- 政治的なエクリチュール
- 小説のエクリチュール
- 詩的なエクリチュールは存在するか
- ブルジョワ的エクリチュールの勝利と分裂
- 文体の職人
- エクリチュールと革命
- エクリチュールと沈黙
- エクリチュールと語り(パロール)
- 言語のユートピア
「BOOKデータベース」 より