書誌事項

東北学

赤坂憲雄責任編集

東北芸術工科大学 : 東北文化研究センター , 作品社 (発売), 1999.10-

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タイトル別名

Tohoku-gaku

タイトル読み

トウホクガク

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注記

vol.1: (総特集)いくつもの日本へ

vol.2: (特集)巫女のいる風景. (小特集)考古学と民俗学のあいだ

vol.3: (総特集)狩猟文化の系譜

vol.4: (特集)南北論の視座. (小特集)列島の焼畑文化

vol.5: (特集)海と島の民族史. (小特集)宮田登以後

vol.6: (総特集)<南>の精神史

vol.7: (総特集)<北>の精神史

vol.8: (総特集)飢えの記憶

vol.9: (総特集)いくつものアジアへ

vol.10: (総特集)山の神とはだれか

参考文献あり

内容説明・目次

巻冊次

vol.1 ISBN 9784878933318

内容説明

新たな列島の民族史的景観が拓かれる。ひとつの日本から、いくつもの日本へ。南北の地平に、いま東北ルネッサンスが始まる。シンポジウム—網野善彦・宮田登・山折哲雄、吉本隆明「贈与の新しい形」、鶴見和子「地球志向の比較学」、色川大吉「民衆史と民俗誌」等々。

目次

  • 総特集 いくつもの日本へ(シンポジウム—東北から、いくつもの日本へ;東西/南北考;贈与の新しい形;地球志向の比較学;日本人の他界観 ほか)
  • 特集 南北の地平に向けて(縄文農耕再考;東北人とエミシ・エゾ;菅江真澄の旅—東北学のために;瓜子姫の死;馬の力—その民俗と近代 ほか)
巻冊次

vol.2 ISBN 9784878933523

内容説明

巫女たちの影のなかに、異相の歴史が姿を現わす。ひそやかな口寄せの声に導かれていくつもの列島の風景に出会う旅。

目次

  • 特集・巫女のいる風景(座談・シャーマニズムを問う;インタビュー・北方のシャマニズム;一人称の語りの系譜—アイヌのトゥスクルを通して;津軽のカミサマ—Tお婆さんの思い出によせて ほか)
  • 小特集・考古学と民俗学のあいだ(座談・国境なき考古学へ—考古学と民俗学の協同関係;縄文の鍬鋤を使い続けた人々—考古学で掘る民俗誌;弥生文化観の転換;柳田国男と「民間伝承の会」—「一将功成万骨枯」の問題 ほか)
巻冊次

vol.3 ISBN 9784878933745

内容説明

瑞穂の国に亀裂が走る!濃密に残る狩猟と供犠の風景。稲の文化の昏がりに埋もれた狩猟文化の系譜を掘り起こす初めての本格的試み。

目次

  • 特別座談 歴史の遠近法
  • 総特集・狩猟文化の系譜(日本人の動物観;奄美・沖縄の動物供犠;列島開拓と狩猟のあゆみ;諏訪信仰と狩猟;罠猟とマタギ—土俗(民族)考古学の射程から;弓と鹿笛—縄文の音への断章;古代海人の狩猟;古代日本の動物供犠と殺生禁断—農耕儀礼と肉食禁忌をめぐって ほか)
巻冊次

vol.5 ISBN 9784878934353

内容説明

海は四方に伸びた道である。海上の道を辿り、島々を移動し、モノと文化を携え我々はどこから来たのか。

目次

  • 特別インタビュー(日本文化に開ける風穴—歴史と人間の持続性の問題;考古学はどこに向かうのか—石器発掘捏造事件と縄文の文化誌)
  • 特集 海と島の民族史(北の内海世界としての津軽海峡;島と日本海世界;北方の丸木舟の民俗—東シベリア・アムール川・サハリン・北海道を辿る丸木舟の流れ ほか)
  • 小特集 宮田登以後(「いくつもの民俗学」に向けて—宮田登以後の状況と課題;宮田登の残したもの—都市の民俗学との関連で;宮田登が『日和見』に託したもの)
  • 個別論文(養蜂の民俗誌;クリの民族史をめぐって・日本編;熊猟の民俗—富山県中新川郡上市町大岩、小又両河川流域の穴熊猟を中心に)
巻冊次

vol.7 ISBN 9784878935138

内容説明

縄文の血を継ぐ蝦夷、交易の民アイヌ、豊かな自然と多様な文化を背景にした北方世界の可能性を探る。

目次

  • アイヌ文化の原像—交易の民としてのアイヌ
  • 「ユーカラ」に探るアイヌ民族の歴史
  • 石焼鯨について—アイヌの鯨利用と交易
  • アイヌ文学の精神像—散文説話を事例に
  • ミンツチの起源譚
  • 樺太アイヌ民俗誌
  • 沙流アイヌの葬制と他界観—若干の問題について
  • 熊送りの成立過程—考古学的研究の現状と課題
  • 遺伝子から探るヒグマの渡来史と古代文化との関係
  • アイヌ学の語り手たち—アイヌと金田一京助〔ほか〕
巻冊次

vol.8 ISBN 9784878935602

内容説明

飢餓の体験と記憶を貫くサバイバルの知恵と技術の歴史。飽食の時代の影に隠れた、凶作・飢饉・戦争・カニバリズム…。凄惨な体験の中で人々が必死に紡いだ創意と文化を掘り起こす。

目次

  • 特別座談 再考・いくつもの日本—内なる欲望としての多元と多様
  • 特集 飢えの記憶(座談 飢饉をめぐる歴史と民俗—救荒以前の作物構造と市場経済の間で;飢えの中世史—サバイバル・システムとしての戦争・奴隷・乞食 ほか)
  • エッセイ(列島という地勢;エッシャーの郷土 ほか)
  • 個別論考(中道等と前原寅吉—奥北の隠れた先人の民俗学と天文学;常世の国の倭武天皇 ほか)
  • 連載(吹き溜まる南の民具(2)脱穀用具(2)バラとトオシ;東北と沖縄研究(2)なぜ、沖縄(の人)が東北に目を向けるのか—金城治雄の所説に即しながら ほか)
  • 東北学の窓(地域の活性化を想う(時評);暴力の素顔(書評・六車由実『神、人を喰う—人身御供の民俗学』))
巻冊次

vol.9 ISBN 9784878935909

内容説明

国家に回収された歴史の負の遺産を越えて、多様性のなかで地域からアジアを捉える方法。

目次

  • 特別論考 縄文・ミシャグチ・道祖神—環太平洋神話学への一試論
  • 特集・いくつものアジアへ(「アジア」という語り—「東亜」の持つナショナリズムと多元性;“有色の帝国”のアジア認識—柳田思想の水脈と可能性;地域学が捉える「アジア」—海を横断する文化;喜田貞吉の民族史論と「日鮮同祖論」;タイの怪獣映画王 ほか)
巻冊次

vol.10 ISBN 9784878936364

内容説明

列島の文化の多様性を写した多元的なる「神」の信仰と姿。狩猟から稲作まで、日本文化の源泉をなし歴史と地域を縦走して広がる山の神を読む。

目次

  • 特別対談 歴史、名もなき人々への眼差し
  • 特集 山の神とはだれか(山の神、その重層的な歴史と展開;山の神の原像—海の神との関連において ほか)
  • エッセイ 「反東京主義者」の願望
  • 研究ノート 焼畑研究ノート—焼畑研究プロジェクトの課題
  • 連載(東北の原風景(10)—恐山・聖と俗のコスモス菅江真澄が視た恐山;美術という場から(8)—ジャッジしないこととすること)
  • 東北学の窓(構造改革と「ひとつの日本」(時評);営業妨害に対する反論(時評) ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA43968033
  • ISBN
    • 4878933313
    • 4878933526
    • 4878933747
    • 4878933887
    • 4878934352
    • 4878934719
    • 4878935138
    • 487893560X
    • 4878935901
    • 4878936363
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    山形,東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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