なぜ遺伝子組換え作物は開発されたか : バイオテクノロジーの社会学
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なぜ遺伝子組換え作物は開発されたか : バイオテクノロジーの社会学
明石書店, 1999.10
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ナゼ イデンシ クミカエ サクモツ ワ カイハツ サレタカ : バイオテクノロジー ノ シャカイガク
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注記
文献: p226-238
内容説明・目次
内容説明
本書では、“ストレス耐性”のような特定の目的に方向づけられた、遺伝子組換え作物が開発された理由を、生命の商品化、物と組織の階層的ネットワーク、そして知的所有権の取り引きという、相互に関連する三つの条件から説明しようと試みた。これらは、一つは時間的な条件であり、一つは対象と行為者の相互作用であり、もう一つはその相互作用が行われる社会的条件である。すなわち、“ストレス耐性”の遺伝子組換え作物は、特定の科学技術や企業の利害関心の産物というよりは、われわれの社会の在り方のある側面を反映したものである。
目次
- 序章 緑の遺伝子機械(Green Gene Machine)
- 第1章 生命の商品化
- 第2章 農業・食料システムと科学技術
- 第3章 バイオテクノロジーと生物特許
- 第4章 生物特許の構造と分析
- 第5章 科学技術と商品の媒介
- 第6章 多国籍企業とテクノロジーの蓄積
- 第7章 バイオテクノロジーの政治学へ向けて
「BOOKデータベース」 より