ことばのエコロジー
著者
書誌事項
ことばのエコロジー
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1999.11
- タイトル別名
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ことばのエコロジー : 言語・民族・「国際化」
- タイトル読み
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コトバ ノ エコロジー
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注記
底本: 「ことばのエコロジー : 言語・民族・「国際化」」(農山漁村文化協会, 1993年8月刊)
内容説明・目次
内容説明
小さな言語が、大きな言語によって絶滅に追いやられるとき、民族は確実に崩壊する。そしてそれは自然破壊の一部でもあった。「いわゆる民族問題とは、私にとっては時事問題ではなく、人間の存在様式、その本質にかかわるものであって、そのかぎりでは永遠の、哲学的な問題である。」一貫して、言語と国家、言語と権力、言語による差別問題を問い続けている著者が、時には舌鋒鋭く、またある時はユーモアを交え、人間にとっても言語にとっても不可欠なエコロジーの観点から「ことば」をとらえなおしてみるという新鮮な試み。
目次
- アイヌに誇りをもつのが真の「先進国」
- カナダのウクライナ人
- セーシェル島とクレオール語
- ピジン、クレオールが語る言語の本質
- ラフカディオ・ハーンとクレオール語研究
- ラフカディオ・ハーンとエリゼ・ルクリュ
- 成田の自然
- 午前六時のタンゴ
- 秘境の公害
- モンゴルのカザフ人〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より