憑きもの持ち迷信 : その歴史的考察
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憑きもの持ち迷信 : その歴史的考察
明石書店, 1999.10
- タイトル読み
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ツキモノモチ メイシン : ソノ レキシテキ コウサツ
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注記
1956年刊 (改訂版) の改訂増補版
参考文献: p142
内容説明・目次
内容説明
わが国に残っていますいろんな俗信のうち、社会生活に害悪を及ぼすものを迷信と申します。その最たるものが狐持ち迷信で、近世の中ごろ出雲で起こり、伯耆・隠岐島前地区に伝播。今日でも自由な結婚を阻害するものとして、根強く残っているのは、いかにも残念であります。これまで、いろんな解明や提訴などが行われ、いわゆる狐持ち史料は莫大なものが残されています。そこで図らずも、狐持ち史料集編さんの声があがってまいりましたが、それに関連して、『憑きもの持ち迷信—その歴史的考察』が、改訂されることになりました。
目次
- 1 私はなぜこの本を書かねばならないか
- 2 人権を脅かす憑きもの持ち迷信残存の実例
- 3 憑きもの持ちの類別とその性格
- 4 文献にみる狐持ちの起源と最近の実態
- 5 憑きもの持ち迷信の歴史的基盤
- 6 結論
「BOOKデータベース」 より