王道楽土の交響楽 : 満洲 -- 知られざる音楽史

書誌事項

王道楽土の交響楽 : 満洲 -- 知られざる音楽史

岩野裕一著

音楽之友社, 1999.11

タイトル別名

王道楽土の交響楽 : 満洲知られざる音楽史

タイトル読み

オウドウ ラクド ノ コウキョウガク : マンシュウ シラレザル オンガクシ

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注記

主要参考文献: p376-385

関連略年表: p[386]-[389]

内容説明・目次

内容説明

満洲の大地に帝政ロシアが築いた植民都市・ハルビン。日本のオーケストラ史は、この地の音楽家の力を借りて幕を開けた。そして「満洲国」の時代、オーケストラは文化国家建設の象徴となり、パトロン・甘粕正彦と関東軍の庇護の下、李香蘭、山田耕筰、朝比奈隆、巌本真理などによって彩られていく—。近代日本音楽史の「空白」を一気に埋める、渾身のドキュメント。

目次

  • 序章 朝比奈隆・50年ぶりのハルビン行
  • 第1章 音楽の都ができるまで
  • 第2章 建国前夜
  • 第3章 「ハルビン交響楽団」誕生す
  • 第4章 「満洲国」の威信にかけて
  • 第5章 国家体制のただ中へ
  • 第6章 建国10周年
  • 第7章 落日の輝き
  • 第8章 オーケストラは国境を越えた

「BOOKデータベース」 より

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