日本の医療行政 : その歴史と課題

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日本の医療行政 : その歴史と課題

笠原英彦著

(Keio UP選書)

慶應義塾大学出版会, 1999.11

タイトル読み

ニホン ノ イリョウ ギョウセイ : ソノ レキシ ト カダイ

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注記

主要参考文献: p223-224

内容説明・目次

内容説明

今日、少子・高齢化社会の到来、先端医療の導入、感染症の新たな拡大等によって、医療行政のあり方がますます厳しく問われている。日本の医療行政は、国際的にみても、公的財政と私的供給というきわめてユニークな構造をもっている。それは、明治初年にまで遡る、長きにわたる歴史の産物であるが、その歴史的経緯については、これまで十分に明らかにされることがなかった。本書は、わが国の医療行政がとりわけ歴史的文化的所産である点に着目し、内務省から厚生省に至る医療行政の変遷をたどり、明日の医療行政の課題を明らかにする。

目次

  • 第1章 「医制」の制定—わが国医療行政の原点
  • 第2章 内務省衛生局と長与専斎
  • 第3章 後藤新平と医療行政
  • 第4章 医療保険制度の展開
  • 第5章 医療機関の発展—その量と質
  • 第6章 大学医学部と医療行政
  • 第7章 薬事行政の展開
  • 第8章 厚生省と医療政策
  • 第9章 先端医療の衝撃
  • 終章 今後の課題と展望

「BOOKデータベース」 より

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