鵜飼 : よみがえる民俗と伝承
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鵜飼 : よみがえる民俗と伝承
(中公新書, 109)
中央公論新社, 1999.10
復刻版
- タイトル読み
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ウカイ : ヨミガエル ミンゾク ト デンショウ
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内容説明・目次
内容説明
日本趣味豊かな季節の風物として、いまでは観光の対象となっている鵜飼は、神話や民間信仰とも絡んで、かつて全国各地の常民のあいだにひろく行なわれたユニークな習俗であり、重要な生産手段の一つであった。しかもその分布は、中国大陸から遠く東南アジアにまでおよび、稲作の伝来経路と符節を合わせる独得の“鵜飼ベルト”を形成している。民俗学・民族地理学等の手法を駆使して、失われた民俗の背景にせまる独創的な好著。
目次
- 序 失われた民俗
- 1 ウの鳥をめぐって
- 2 伝承のなかの鵜飼
- 3 鵜飼の日本史
- 4 長良川の鵜飼
- 5 忘れられた鵜飼
- 6 中国大陸の鵜飼
- 7 ヨーロッパの鵜飼
- 8 鵜飼の故郷を求めて
「BOOKデータベース」 より